ヨー力堂、3年内に不振店1割閉鎖へ
セブン&アイ・ホールディングスは15日、傘下のイトーヨーカ堂が手掛ける国内の総合スーパー173店舗のうち約1割を閉鎖する検討に入った。
赤字の不採算店を閉鎖し、スーパー事業の業績立て直しを急ぐ。3年以内に地方の中型店を中心に15~20店舗を閉める方向で調整する。
セブン&アイの2012年3~5月期のスーパー事業は営業利益が前年同期比52・7%減と落ち込んだ。東日本大震災による買いだめ特需がなくなった反動に加え、地方にある店舗の苦戦が目立ち、娯楽施設も備えた大型ショッピングモールに押される形で販売が伸び悩んだ。
このため、不採算店を閉鎖する一方、大型モール「アリオ」や食品中心の小型店の出店を加速させる。
(静新平成24年7月17日朝刊)
0 件のコメント:
コメントを投稿