2020年3月7日土曜日

ストリートギャラリー パブロ・ピカソ展  沼津信金70周年記念の企画展




ストリートギャラリー パブロ・ピカソ展
 沼津信金70周年記念の企画展

 大手町のぬましんストリートギャラリーで29日まで、「パブロ・ピカソ展」が開催されている。沼津信用金庫創設70周年を記念した企画展で、池田20世紀美術館の協力を得て実現した。
 展示されているのはピカソ(1881~1973)の50年代以降の展覧会告知ポスターをはじめ、様々な表現方法による版画やオリジナルポスター合わせて16点。
 62年にモスクワで開かれた「軍縮と平和のための世界会議」のために描かれたポスターは、折り重なる武器の上に、平和の象徴であるハトが描かれ、画面からは平和への思いを込めた力が伝わってくる。
 午後10時までライトアップされ鑑賞できる。
 池田20世紀美術館は、伊東市一碧湖近くにある現代美術専門の美術館で、開館45周年を迎える。今回提供したピカソのほか、ルノワール、ボナール、マティス、レジェ、シャガール、ウォーホル、ミロ、ダリ、デ・クーニングなど20世紀を代表する巨匠の作品を多数所蔵している。
【沼朝令和2年3月7日(土)号】


ピカソの展覧会 告知ポスター並ぶ
ぬましんストリートギャラリー
 沼津市の沼津信用金庫本店にある「ぬましんストリートギャラリー」で2日、ピカソの展覧会の告知ポスターなどを展示する「パブロ・ピカソ展」(同信金主催)が始まった。29日まで。
 ピカソが1950~70年代に開いた展覧会の告知ポスターを中心に、伊東市の池田20世紀美術館が所蔵している16点を借り受けて展示している。6日には、モスクワで1962年に開催された「軍縮と平和のための世界会議」に合わせて作製したポスターも追加展示する。
 同信金の創立70周年と同美術館の開館45周年を記念して企画した。担当者は「通りに面したガラス張りのギャラリーなので、街角にポスターが掲示されていた作製当時を再現したかのよう。多くの人にそうした雰囲気も感じてほしい」と話した。
【静新令和2年3月3日(火)朝刊】

0 件のコメント:

コメントを投稿