2009年6月12日金曜日

沼津商議所:新会館用地取得へ


移転検討の沼津商工会議所
新会館用地取得へ:マキヤ跡地3100平方㍍

 沼津商工会議所(後藤全弘会頭)は、新商工会議所会館の建設用地として、沼津市米山町のマキヤ(富士市)が所有する「マキヤ沼津駅北店」跡地約3100平方㍍を取得する。
 県と市が「東部コンベンションセンター」を整備する沼津駅の北口から北東約300㍍で、現会館の敷地(約1400平方㍍)の倍以上の広さがある。
 24日に開く議員総会の承認を経て、30日に契約を結ぶ。取得額は4億5千万円。会館建設拡充基金積立金などを充て、借り入れはしない。
 沼津市御幸町の現会館は1969年7月に建設され、鉄筋コンクリート地上3階、地下1階建て、延べ床面積は約2300平方㍍。駐車場スペースが30台分しかなく、設備面でも情報機器に未対応で貸会議室の運営に難があった。
 想定される東海地震に備えて、老朽化した建物の耐震工事や建て替えなどを2005年から検討し、「新会館建設が会員サービスの充実、地域経済の貢献になる」と、08年から市中心市街地活性化基本計画の区域内で適地を探していた。
 今後、建設委員会などを組織し、駐車場や入居テナントなどの施設規模や資金計画などを検討していく。現会館の敷地は、駐車場用地の確保を進めている沼津市へ売却する方針。
(静新平成21年6月12日(金)朝刊)

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