2013年10月2日水曜日

アーケード撤去始まる 沼津上本通り商店街:東京新聞記事

アーケード撤去始まる
 沼津上本通り商店街
 LED街路灯設置へ


 沼津駅南口にある沼津上本(かみほん)通り商店街で一日、老朽化したアーケードの撤去工事が始まった。撤去が終わった場所から、発光ダイオード(LED)街路灯の設置を順次進め、十一月末までに三十二基を設置する予定だ。
 駅南口と北口にアーケードのある商店街は多いが、沼津市商工振興課によると、市中心部の商店街でアーケードの撤去は初めて。
 上本通りのアーケードは一九七〇年、沼津市大手町にある通りの両脇の歩道上に、四百㍍ずつ計八百㍍分が完成した。
 二年半前の東日本大震災の後、危険な老朽施設の問題が市議会で浮上。市建築指導課は昨年三月、上本通りのアーケードの「早急な調査と補修」を沼津上本通り商店街振興会(長谷川徹理事長)に依頼。振興会は今年二月に撤去を決め、新設された国の補助金などを利用して事業費約三千万円を捻出した。
 撤去作業はこの日、先月の台風18号の強風で天井板が落下した場所で始まった。化粧品店を営む長谷川理事長は「やっと工事に入れて安心した」、妻の容子さん(六一)は「すっきりとしたいい町にしたい」と話した。
《東京新聞平成25102()朝刊》

※正式名:沼津上本通り振興組合

0 件のコメント:

コメントを投稿