2013年12月14日土曜日

上本通り商店街にLED街灯 アーケード撤去後、32基を設置:沼津朝日新聞平成25年12月14日(土)記事



上本通り商店街にLED街灯
 アーケード撤去後、32基を設置
 上本通り商店街のアーケードが撤去され、さっぱりした風景に、今度は二五〇㍍の通り両側にLED街灯三十二基が設置され、このほど点灯式が開かれた。
 このアーケードは築四十五年近くが経過。九月十六日には台風十八号による強風のため一部で天井が落下し、応急の復旧措置を講じた。
 同商店街では、平成十四年から街並み再生などの勉強会を開き、十八年にはアーケード撤去と再生の前例として金沢市における事業を視察するなどしながらアーケードの撤去を決め、市に協力を求めてきた。
 昨年は市から指摘を受け、改修、新築、撤去のいずれかの選択を迫られていたが、自前での対応は難しく思いあぐねていたところ、中小企業庁の「安心・安全商店街まちづくり事業」でアーケード撤去にも補助金が交付されることになり、今年四月に申請。六月初旬に事業採択され、補助金を受けることができるようになった。
 十月一日に始まったアーケード撤去は、ほどなくして終え、その後、街灯設置も完了。今回点灯式となった。
 総事業費は約三千二百万円。三分の二近くを国が補助。残りは一部を市からの補助金で、三割近くを同商店街振興組合の自己負担金を充てる。
 点灯式で同組合の長谷川徹理事長は、「アーケードを撤去して、明るく、健康的な通りにイメージチェンジすることができ、評価をいただいている。(事業への協力を得るため)いろいろなところに足を運び、苦労もしたが、やって良かったと思っている」などと話し、長年の懸案解決を成し遂げて、ほっとした様子だった。
《 沼朝2013(平成25)1214(土曜日)号》




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